建築業界の転職で残業時間や年収以外に大切な裁量権という考え方

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転職時に年収や残業時間を指標にすることは多いと思いますが、裁量権という考え方から転職先を選ぶことで、その人にとってより良い働き方を実現できる可能性があります。

そして、建築実務経験を積んだ30代以降の方であれば、転職によって裁量権の大きな職場で働ける可能性があります。

この記事では、建築業界で経験を積んできた方が転職する際に意識したい、裁量権という考え方についてご紹介します。

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転職時に考慮するべき裁量権という考え方

転職エージェントとして相談を受ける中で、建築業界の実務経験や知識を身に着けた30代以降の方は、「転職によってどういった働き方を実現できるのか」漠然とした悩みを抱えている場合が多いです。

そして、新しい職場で自分がどのような働き方が出来るか、という事まで意識して転職先を選べている方は、それほど多くないように感じています。

そういった場合、単純に年収や残業時間といった条件だけでは納得できる転職先を選べません。

「どういった働き方をしたいか」というような、その人の価値観や根本的な希望を実現するには、別の考え方が必要です。その一つが裁量権です。

裁量権がある働き方とは、例えば下記のような状況です。

・仕事のやり方を自分で決められる
・仕事の時間配分を自分で決められる
・仕事に対して自分から提案できる環境がある

言い換えるならば、仕事における個人の裁量権が大きければ「やらされ感」がなく働くことができます。

そして、能動的に仕事に取り組むことができるので、仕事にやりがいを感じやすいです。

建築業界では裁量権が低い職場で働いている方が多い

建築業界の仕事は専門性が高く、例えば建築設計事務所やゼネコンで一通りの業務経験を積むには他の業界よりも時間がかかる場合が多いです

そのため、20代の若手のうちに裁量権をもってある程度大きな建築プロジェクトに関われる職場は少なく、経験不足では裁量権を活かして働くことが難しいでしょう。

そういった環境でも、自分の性分に合っている場合や、自分の建築実務者としての成長を実感でき、ゆくゆくは裁量権を持てるポストに空きが出ることがわかっていれば前向きに働けると思います。

しかし、自分の成長に応じた仕事の裁量権を将来的に得られない事が明白な場合、働き方や将来に迷いを感じる場合が多いようです。

また、会社の方針次第ではありますが、小規模な建築設計事務所などでは所長や上長の権限が強い場合が多く、建築実務経験やスキルに関係なく、仕事の進め方や意思決定の裁量権が小さい場合も多いです

裁量権の高い職場で、気持ちよく仕事をする人

建築のスキルと経験が身についた30代であれば働き方を変えられる

しかし、建築実務経験とスキルが身に付いた30代以降の方であれば、裁量権を与えられた方が大きな成果を出しやすかったり、働きやすいと感じる可能性があります。

建築業界に限らず、能力や仕事の進め方を信頼されている方は、いい意味で上司から放任され、高い裁量権を持って自由に仕事をしています。

そして仕事の進め方や決定権が自分にある場合、能動的に状況をコントロールできるため、労働時間数に関係なく働きやすいと感じる場合が多いです。

もちろん、裁量権が高いという事は、その分個人の責任も大きくなります

きちんと成果を出せないとそういった働き方は評価されませんし、自由に仕事をできるからといって残業をゼロにできるとも限りません。

しかし、労働時間にメリハリをつけることはできるので、そういった働き方が合っている方にとっては変にストレスを感じることなく働けます。

裁量権から転職先を選ぶことは建築実務経験者にとって特に大切

経験の浅い20代と違い、建築実務経験やスキルが身に付いた30代以降の方であれば、転職を機に、年収や残業だけでなく自分に合った働き方を選べる可能性があります。そして、裁量権は転職先での働き方を左右する重要な要素の一つです。

逆に言えば、年収や残業については希望通りだとしても、裁量権が無く能動的に働ける環境でなければ不満に感じる方もいるでしょう。

転職先を選ぶ上で年収や残業時間は重要ですが、どんな働き方を転職で実現するかという視点はそれ以上に大切です。

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