確定申告受付最終日!まだ間に合う、開業届と青色申告届提出のための4つのポイント:はじめての確定申告(4)

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開業日の設定が大事ですよ!

副業で収入を得る際やフリーランスとして独立し、個人事業主となる際に、収益に合わせて所得税を納めるために必要になる手続きが「確定申告」です。

確定申告の意味合いや、特に複式簿記による記帳を行うことでキャッシュフローやバランスシート、貸借対照表、固定資産台帳などによる資産の把握ができるようになり、所得税算出の元になる課税所得への控除が65万円と大きくなる「青色申告」を行うとよいということは以前「初めての確定申告(2)青色申告のメリット、もっと調べてみよう」でもお伝えしました。

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今回私からは、経費の計上や青色申告を行うために大事な「開業届」「青色申告届」についてお伝えしたいことがあります。主なポイントは4点です。

  1. 開業届を出した日ではなく、業務の経費や売上がはじめて上がった日が開業日!
  2. なるべく開業届と青色申告届を同時に出せるよう、開業したらすぐ届出をしよう!
  3. 開業届を出すのが遅れていてもビビらずに税務署に相談しよう!
  4. もし今年は白色申告だったとしても、来年に向けて青色申告届を出しに走ろう!

これらのポイントについて説明していきます。

今年開業して申告課税を行おうと思われる方がおられるのであれば、開業から1ヶ月以内に「開業届」を提出し、同時に青色申告届を提出すれば最初の年から青色申告で確定申告を行うことができます。

これは本業として個人で事業を行う場合だけでなく、本業としてはサラリーマンをしながら副業で収入を得る場合でも、もしくはその逆でも、申告課税を行う必要があれば開業届が必要です。

 

開業届を提出する時に、気をつけたほうがよいのが「開業日の設定」です。

開業届を提出した時点で事業にかかる経費がかかっていないのであれば届出を行った日を開業日として登録すればよいのですが、問題になるのが売上はまだ計上されていないけれど業務にかかる経費がかかっている場合です。
この場合は業務を行った最初の日が開業日となるので、以前に遡って開業日を登録することができるかどうか、税務署で相談したほうがよいですね。

開業日から2ヶ月以内であれば、青色申告届を提出することができます。

多くの場合では開業届を提出した日が開業日になるので、同時に青色申告届を提出するのが理想的なのですが、上でお伝えしたように開業届を提出するのを忘れていたために開業日が2ヶ月より前になってしまう場合、その年は青色申告を行う事ができません。その場合は翌年に確定申告を行う際に青色申告届を提出するよう忘れないようにしましょう。

「開業日」前にかかった経費はどうなるの?

また、実際に業務は行っていないけれど開業に向けて車を購入したり家を事務所として改修したりなど、設備投資を行っている場合は開業日前でも「開業費」として事業の資産に計上することができます。

どのような設備投資が開業費として認められるかどうかについても、税務署の職員または税理士さんに相談してみてください。その辺りを把握した上で、開業日の設定は行うようにしましょう。

私はその点の知識がないままに、既に経費がかかっていた状態だったのに開業届を提出した日を開業日としてしまったために経費として認めてもらえるよう税務署にお願いすることになってしまいました。この場合泣く泣く経費としての計上をあきらめなければいけない事もありますので、お気をつけください。

この記事の公開日がちょうど今年の確定申告の最終日、3月15日です。今回は白色申告で確定申告を提出したという方もいらっしゃるかもしれません。もし来年は青色申告で確定申告を行おうと思っておられるのであれば、青色申告届を最寄りの税務署に提出する必要があります。

もし出しておられないのであれば、3月15日までなら提出が可能です。急いで提出しに行きましょう。

 

私ははじめから青色申告なので経験していないのですが、白色申告で申告した方は税務署の職員さんから青色申告をオススメされるのでしょうか。特にオススメされることがなかったとしても、帳簿の作成が簡単になったのでぜひ走ってでも青色申告届を提出したほうがよいと思います。

現在は、パソコンのソフトやクラウドを活用したサービスで、仕訳データを入力すれば自動で帳簿を作成してくれるサービスが充実しています。はじめて確定申告書を書いた私でもなんとか各種帳簿と青色申告用の確定申告書を作成することができました。頑張る甲斐はあると思うので、ダッシュで行きましょう。

最後に開業届と青色申告届を提出する時のポイントをもう一度おさらいしたいと思います。

  1. 開業届を出した日ではなく、はじめて業務の経費や売上が上がった日が開業日!
  2. なるべく開業届と青色申告届を同時に出せるよう、開業したらすぐ届出をしよう!
  3. 開業届を出すのが遅れていてもビビらずに税務署に相談しよう!
  4. もし今年は白色申告だったとしても、来年に向けて青色申告届を出しに走ろう!

この4点に気をつけて、スッキリと確定申告を乗り越えましょう。

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