初めての確定申告(1)申告納税って何だ?

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もちのやです。今年から個人事業主!ということで、青色申告の申請も行いました。

とりあえずお得らしいということと、フリーランスなら青色申告でしょ!帳簿をつければ気合が入るのでは…と考えていたぐらいの軽い気持ちでしたが、実際のところどうやって帳簿に記帳するかも理解していないので、これは早めに理解を深めておかないと良くないのではと考えました。3月には確定申告をしないといけませんが、どう考えても今から何をするべきかまとめて行動しておいたほうがいい。

でも乗れない。

なぜか。

自分の中でメリットを理解したつもりでも、作業量に釣り合うのか不安なのかなと思います。

そこで、そもそも青色申告にはどのような意義があるのだろう、と調べてみました。

(以下、詳細については国税庁のHPなどをご確認ください)

1年間に得た所得とその所得を得るためにかかった必要経費を報告して、そこから控除などを引いた分から所得税を計算し、納税者が申告するのが確定申告です。

その確定申告には青色申告と白色申告の2種類があります。

白色申告の場合、納税者は簡単に収支を報告するだけで課税対象となる所得を申告することができます。それに対して青色申告の場合は事業を行うために必要な資産や貸付金などの負債も含めた財務状況を詳細に報告することで、よりリアルに課税額の検討ができるようになるわけです。

収入が多かろうが少なかろうが税金を納めるのは義務ですから納めなければいけませんが、実態に合った税額を払う仕組みになっていないと納税者も、社会にとってもメリットがありません。

そこを支える仕組みが青色申告なのですね。住民税など他の税金は基本的に通達された額を支払わないといけない賦課課税方式なのに対し、所得税のみが申告課税方式を採用しています。この点を見ても、所得や財務状況を自ら管理し、納めるべき金額を納得して納めるということの意義があるのではないでしょうか。

 

このことを理解したうえで、改めて青色申告の主なメリットを考えてみましょう。

主に4つのポイントがありますが、なんといってもこれが重要です。

1.課税所得の特別控除の金額が増額される

→実際の所得から控除される額が増えるので、課税額が安くなります。

これは実際にどれぐらいの効果があるのか、国税庁のサイトで調べてみましょう。

No.2260 所得税の税率 に課税所得に対する所得税率と控除額が記載されています。

このページの下に計算用のフォームもありますので、これで調べてみます。

例えば申告による特別控除以外を計算した課税所得額が400万円の方の場合。

白色申告の場合は10万円の特別控除になりますので、課税所得額は390万円になります。この場合の所得税額は342500円です。これに対して、青色申告では65万円の特別控除が受けられるので、課税所得額は335万円。この場合の所得税額は232500円となるので、差し引くと110000円の差が生まれることになります。もちろん収入によって税額の違いは出てきますが、結構な違いがあることが理解できると思います。自分で財務状況を管理もして、しかもちゃんとリターンがかえってくる。これなら少し手間がかかってもやってみたいと思いませんか?

ほかにもメリットがありますが、こちらは簡単にご紹介します。

2.青色事業専従者給与

→家族が課税申告のための経理に専従している場合に支払う給与は必要経費として認められます。

3.純損失の繰越控除

→個人の青色申告者の場合、純損失を3年間繰り越すことができます。

4.少額減価償却資産の特例

30万円未満のものを購入した場合、分割せず一括でその事業年度の経費にすることができます。つまり、収入が多い年はある程度資産に投入した方がお得になりますね。

ざっくりというと、税金を計算するための手間を提供してくれれば経済的にお得になるよ!と国税庁の方から来た人が言っているのです。後に挙げた3つのポイントについてもそれぞれ改めて取り上げると面白いので、今のところは大きな項目だけ覚えていてください。

ただお得になるということだけではなく、自分自身が財務状況を把握し、社会に対して向かい合うためにも青色申告に取り組んでみる意味はあるのではないでしょうか。会社員時代は自分の取り組む部署の収支については考えていても、自分の生活の収支には無頓着だった私。自分の事業と生活が一体になったいま、これからの生活を考える上でも必要なことだな…と調べてみて思いました。どのような手順で申告をしていくと効率が良いかということについても考えてみたいと思います。

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