初めての確定申告(3)必要経費の大元、領収書をまとめよう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

ここまで2回にわたって確定申告をすることの意味と、フリーランスが青色申告をすることのメリットについて考えてみました。

初めての確定申告(1)申告納税って何だ?

初めての確定申告(2)青色申告のメリット、もっと調べてみよう

ひとまず今回は実際の確定申告前の仕上げとして、申告前に必要な「領収書をまとめる」作業について、まとめてみたいと思います。

あらためて、分かりやすい形で確認しましょう。

 

  • フリーランスは収入に対して所得税を自分で支払う必要がある。
  • その所得税は確定申告という手続きによって自らの「課税所得」を申告することで決定される。

その「課税所得」はおおまかに言うと

(実際の所得金額)(基本控除)(特別控除)(必要経費)(医療費・保険料などの控除)

で求められる。

 

世帯の状況によって基本控除と特別控除は一定の額になりますし、医療費や保険料の控除は一定の限度がありますので、課税所得をちゃんと抑えるためには必要経費をわかりやすい形で残しておく事が大事です。せっかく事業に必要な機材や書籍を買ったのに、それが証明できなければその分だけ課税所得が増え、余計な税金を払わなければいけません。

その必要経費の証拠として必要になるのが領収書だということですね。

領収書は基本的にお店のレジなどでお願いして書いてもらって保存していきます。レシートでも個別に購入したものが把握できるため経費の分類上悪くはないと説明される方が多いようですが、レシートを必要経費の証明書として提出する場合、その後5年間は書類として保存する必要があります。(国税庁:個人で事業を行っている方の記帳・帳簿等の保存について)

ですので熱で印字が消えてしまう危険性があるレシートよりも、ちゃんと印刷なり手書きなりの領収書をもらった方が後々困ることはないかもしれないですね。ただし、確定申告前に手続きをすることによって、3万円未満の領収書をスキャンして保存することができるようです。これを活用して、細かいレシート類をスキャンすることは有効になると考えられます。(国税庁:電子帳簿保存法Q&A(平成27年9月30日前の承認申請対応分)>適用要件~スキャナ編)

このページに詳しいスキャンの仕方と認証方法が書いてありますね。これは自分で理解して自前のスキャナを使うよりも適合した会計用のアプリの機能を使ってみた方が早そう…。スキャンの仕方については改めてまとめてみたいと思いますが、今回はその前提として領収書のまとめ方を考えてみましょう。

 

領収書のまとめ方。私もどうしたらいいか悩みましたが、会社員時代からやっていた「A4用紙に貼り付けてファイルに綴る」方法がいちばんやりやすいのかなと思っています。

A4の無地の用紙に領収書やレシートなどを重ならないように貼り付けていきます。

2015-10-21

こうやって貼りつける作業をちょこちょこやっていると、小さな部署で一人毎月の立替分を会社に請求していた時とあんまり変わらないですね…。相手が国税庁ですからちょっと緊張しますけど。全くの余談ですが、前職の時は一月に5万円分は立替払いをしていたのであれは良くなかったな…なんてことを思い出したりしました。今は公的機関とやり取りすることが多いのですが、今度は逆に細かい資材の買い物も事前承認が必要でめんどくさいことこの上なし。もうちょっとレスポンスの良い相手と働きたい…という気持ちもあります。…はっ。余談おしまい。

 

この時忘れがちだけど大きいのは「ネット通販で買った資材の領収書」ですね。私の場合で言うと、今年買ったパソコンの領収書が見当たらなくて焦っていたら、ネット通販サイトでの領収書発行フォームが発送メールに付いていて、なんとかプリントアウトすることができました。危うく10万円近い必要経費を逃すところでしたよ。

 

分かりやすくAmazon.co.jpで説明すると注文履歴のページにある過去の注文から「領収書の発行」をクリックして

amazon注文履歴

プリントアウトするわけですね。

amazon領収書サンプル

 

交通費の領収書も額面が大きいので重要です。電車・飛行機の場合は取りやすいですが、夜行バスの場合会社によって発行の仕方がまちまちで面倒ですね。JRバスでは乗車票のPDFファイルに領収書も付いているので便利だけど、ツアーバス系は問い合わせないといけないのか面倒…。地方から首都圏などに出る機会が多いのでここをこまめに発行するのは私の課題ですね。

 

という形でまとめたものは必要経費ファイルにはさんでおけば、いつでも集計可能というわけです。

13c86359ec3ddb626606a114a05bc435_s

これだけ日常的にやっておけば、あとは本番に向けて記帳と書類提出を残すだけ。

ただこの記帳と書類提出、そして納税までの流れが色々と方法があるようですので、私なりに簡単で有利な方法を調べてみたいと思います。12月頃、そろそろ確定申告の準備が必要になる頃にお送りする予定です。それでは~。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。