初めての確定申告(2)青色申告のメリット、もっと調べてみよう

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こんにちは、もちのやです。

前回のエントリーでは申告納税とはどんな制度か、そして青色申告を行うことのメリットは手間に合ったものなのかということを調べてみました。青色申告を行うことで特別控除が得られることだけでも十分なメリットがあることがわかったわけですが、ほかにもお得な面があるようですので、特に事業を始めたての方に有効なものを取り上げてみたいと思います。

 

まず、今回考えてみたいのは

少額減価償却資産の特例

これです。これは、30万円未満の資産を購入した場合に、分割での減価償却にせず一括で経費として計上することができるという特例なのです。

この特例を理解するために、減価償却とは何かと言う事を簡単に学びたいと思います。

経理上、事業のために使用される建物や車両、機械などの資産については、消耗品とは異なり長期間価値を持つものとして取り扱います。簡単に言えば100万円で購入した自動車はひとまず利用している期間中いきなりその価値がゼロになるわけではなく、ある程度の価値を持っているとみなされるわけです。

この価値は主観的なものさしで測られるものではなく、一般的には品目によって一定の期間で価値が下がるように細かく基準が決まっていて、その基準に合わせて計算できるようになっています。これを減価償却といいます。

先ほどの例で言えば、普通自動車では4年で減価償却するということで計算するので、1年あたり25万円を経費として入れることができるわけです。(ちなみに、減価償却が終わったあとの資産価値は1円だそうです…。)

この減価償却資産と呼ばれるカテゴリーのものは基本的に価格が10万円以上のものとなっています。

つまり、10万円以上の資産を購入した場合は基本的に数年に分けて経費に計上しなければいけないわけですね。

しかし、青色申告を行う事業者であれば、30万円までの減価償却資産を分割ではなく、一括して経費として計上することができるという特例があります。これを「少額減価償却資産の特例」と呼びます。

これは事業が好調で所得が多くなった時、そのままでは課税所得額も多くなるので翌年の所得税が高くなってしまう…という時に活用することができるわけです。30万円未満の資産を購入して一括して経費にすれば、その分だけ課税所得を減らすことができるわけで、所得税がある程度抑えることができるというわけです。

10万円以上で30万円未満の資産ねえ…。

今年は売上が良かったし自分の事業をステップアップしたいなーという感じで資産を購入することを考えてみましょう。どんなものが買えるでしょうね…?

手っ取り早いもので言えばパソコンですか。今私が使っているzenbook UX305FAも10万円未満ながらかなり使い勝手が良くてイイのだけどここは試しだ。30万円近くで買ってみたいものでいうと…15インチMacBook Proの一番いいモデルが282800円ですね。

私は自宅で作業をすることも多いので、作業環境を良くする方向で考えてみると、これから暖房があると嬉しいなと思うんですが、これだとどうでしょう。寒冷地向けの14畳用エアコンが297500円ですね。これなら寒くて広いウチでも一発で温まりそう。

私の場合だと他の事業でDIYのワークショップを行うこともあるので、屋外や現場作業で役に立つエンジン発電機を買ってみましょうか。このホンダの発電機が静かで小さくていいんですよー。価格は225700円ですね。

……と皮算用をしてみましたが、しっかり儲けて次へステップアップするための投資ができると考えるといい制度ですね。これは活用するしかないでしょう。その前に、ばっちり仕事しないと、ですね。

 

続いて、これを取り上げてみましょう。

青色事業専従者給与

これは何かというと、

・青色事業専従者へ払う給与分が所得から控除される

ということ。これは親族が近くにいる方には特に良いと思うのですが、自分がやっている事業のサポートを親族に手伝って貰う場合、そのために支払う給与分については所得から控除されるということなのです。

この親族というのはどのような方が対象になるのかというと、

・事業者と同居していること

・15歳以上であること

つまり、よくあるパターンとしては配偶者が確定申告のための作業をサポートするときに「青色専従者」として登録する場合が多いようです。この場合、もともと配偶者控除が受けられるため、ある程度経理的なサポートをして給与があるという状況でなければ効果はないようですね。事業が大きくなってきて経理面をパートナーに任せるということが必要になってくる場合には非常に有効になるのではないでしょうか。

ただこの場合、実態として給与を支払うことが必要となりますので、ただ節税の面だけで考えると良くないかなと。実際いにサポートを行う業務量はそれぞれの家庭によって変わってくるとは思いますが、ちゃんと家計の中でのそれぞれの収入というものを考え、給与を設定するのがいいのかなと思います。まあ、実態に似合わない金額を付けても悪くはないのかもしれませんが、家族で収入をまとめてからそれぞれに分配する事を合意していないと後々揉めそうな気もしないではない…。私にはまだ配偶者がいないのでなかなか想像できませんが、ぜひ話し合って自分の所得を活かせるようにしていただきたいと思います。

今回はここまで。他にも青色申告には制度面でもメリットがあるようですが、今回取り上げた部分だけでも十分だなと感じます。これから実際に確定申告に向けた作業で必要な事を考えて、計画的に進めていきたいと思います。

 

 

 

 

 

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